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H29補正ものづくり補助金1次公募終了

  • 補助金



北海道の中小企業の皆様、明日からいよいよゴールデンウィークですね。

また、以前お伝えしたH29補正ものづくり補助金1次公募も締め切りを迎えました。

皆様は無事、申請することができましたでしょうか?

私も、今期は1か月足らずの期間でありましたが、補助金申請チームを組ませていただき、
数件の申請を完了することができました。

今から何件が採択されるか非常に楽しみです。

前回の投稿では、これからいろいろ「ものづくり補助金申請」のノウハウをお伝えするような
ことを予定していたのですが、思いのほか、事業者様の補助金申請資料の制作に熱が入ってしまい、
特に何も触れることなく、締切日を迎えてしまいました、申し訳ありません。(汗)

しかしながら、本年度のものづくり補助金については、かなり高い確度で、
2次公募もありそうですので、まだまだこれからが本番といえます。

前置きが長くなりましたらが、それでは第2回です。

第二回目:「作るのは申請書?事業計画書?」

タイトルだけ見ても何のことやら?といった感じですが、
実は、私が補助金作成支援を行うにあたり、最も重視している点になります。

ものづくり補助金には、公募申請書を作成し、事務局に提出することで申請となります。
しかし、その中身は、申請書という名をつけられた「事業計画書」なのです。

中小企業者の皆様の中には、「補助金」と「助成金」同じものとして
とらえられている方も少なくないようですが、

「助成金」は、申請書に所定の要件を満たす内容を記載することで受給することができます。

「補助金」は、申請書に所定の要件を満たす内容を記載することが求められますが、
それ以上に優れた事業計画の記載がなければ採択されることはありません。

すなわち、助成金は条件さえ満たせばだれでももらえますが、補助金は条件を満たしたものの中から
優れたものだけが選ばれるということです。

従って、「補助金」の獲得には、「優れた事業計画の策定」が必要不可欠ということになります。

 

なぜ、私がこの点を重視しているかと申しますと、
一般に中小企業は事業計画を作ることが少ないからです。

 

「そんなことないよ」とおっしゃる方々もいらっしゃるかとも思いますが、
たいていの場合は社長の頭の中だけで事業がイメージされているだけであり、
具体的な計画を立てていないことが圧倒的に多いものと思います。

 

それだけ中小企業の経営は大変で、なかなか事業計画をじっくり作ろうという
時間がとれないものなのだと思います。

 

だからこそ、事業計画を補助金申請の機会くらいは作成してみてほしいのです。
いくら投資し、どれくらい売上を上げていけば、回収できるのか、

 

そういったことは計画を立て、実績と比較することで初めて見えてくるものです。

 

私は補助金申請を通じて、事業がどれくらいの売ればどれくらいの利益を産むのか、
それを把握して、少しでも事業を有利に進めていってほしい、と思っております。

だから、「申請依頼したのに、手を煩わせるなよ」と思われる事業者の方もおられるかと思いますが、
当方が補助金申請支援をお受けする場合には、しつこいくらいに様々な点をヒアリングさせていただきます。
そしてそれが最も補助金獲得の、いや、補助事業成功そのものへの近道だと考えるためです。

これから補助金申請をお考えの事業者様も、ぜひ、この機会に
自社の事業計画を本気で作ってみてはいかがでしょうか?

第2回はこれで終わりとします。